2011年3月11日以来、
いままで当たり前だと思っていた
いろいろな価値観がガラッと変わってしまいました。


ちょっと前までは
「地球温暖化を防止するためにもCo2を出さない原子力発電!」
というキャンペーンがおこなわれていました。



ワタクシとしましても
「地球温暖化防止が差し迫った問題だったら、
 原発もしょーがねえのかな?
 安全だって言ってるし・・・。」


と言う程度の認識でした。



おかしい・・・。


確かチェルノブイリ原発事故のころは、

RCサクセションのアルバム「COVERS」にあった
「ラブ・ミー・テンダー」
♪放射能は~、い・ら・ねえ~
 ぎゅ・う・にゅうを~飲みてえ~え♪

ですとか

THE BLUE HEARTS の「チェルノブイリ」
♪チェルノブイリには~あ~あ~
 チェルノブイリには~あ~あ~
 チェルノブイリには行きたくねえっ!!♪

などを聴いて、

「原発よくない!
 牛乳飲みてえ。」
と思っていたんです。



それがいつしかそんな危機感も忘れ、
「ニッポンのテクノロジーならダイジョウブなんだろ、
 いままでの地震でも
 大変なことにはなってないみたいだし・・・」
などと喉元過ぎて、熱さ忘れてました!


そして電力会社さんとともに
オール電化住宅をオススメしていたわけですが、

今、福島で原発が大変なことになっておりまして、
さらにこの記事です。

オール電化住宅、普及裏目…原発2基分の消費増




う~む、
オール電化住宅・・・・。


と、悩んでしまいます。



しかし
太陽光発電や、その他のクリーンエネルギーを使った電力供給や
燃料電池、高効率の給湯暖房機器など、
原発や火力発電だけじゃない
電化住宅というものも、
まだこれから大いに可能性があると思います。


新しい技術や設備の導入だけじゃなく、
今のエネルギー垂れ流しの生活を見直して、

中部電力管内のワタクシたちとしましては
とりあえず浜岡原発なくてもいいくらいの省エネ生活を
目指してみましょうか。



全建連と全建総連は違う。

ちきゆう住宅とゆうゆう住宅は違う。

こんな当たり前のことが把握できていなかったオレは、
本格的なバカなんだろうか?



全建連は全国中小建築工事業団体連合会、
全建総連は全国建設労働組合総連合。

ちきゆう住宅は全建連、
ゆうゆう住宅は全建総連。


住宅瑕疵担保責任保険法人は
現在6法人あって、

ちきゆう住宅もゆうゆう住宅も、
住宅瑕疵担保責任保険は
いずれも
財団法人住宅保証機構のまもりすまい保険を利用する。


だけども基礎の仕様は
まもりすまい保険の施工基準と
全建総連の独自仕様とそれぞれ違う。


ベタ基礎スラブの配筋ピッチはそれぞれ
D13@250と
D10@150。


ゆうゆう住宅仕様で設計すると
ちきゆう住宅の基準をクリアしない?

同じ保険をつけるのに?



なんか世の中には知ってなきゃいけないことが
いろいろあるのね・・・。


なんなんだ?


なんなんだ・・・?




タグ :瑕疵保険

最近、デスクワークの比率が高いです。


どうしてなのかな~?と思ったら、
補助金関係の申請書やら完了報告書やら
そういった書類作成のお仕事がとっても増えていました!




おかげさまで今、
経済対策やらなんやらで
建築関係の補助金、
いろいろあるんです。


そういった補助金を利用していただければ、
新築住宅を建てようと考えられているお客さんにも
リフォームしようと考えられているお客さんにも

さらにグレードアップしたいいプランをご提案できると、
ワタクシ積極的にご紹介しているわけです。


が、しかしそれらの補助金も
元をたどればだいたいワタクシたちの大切な税金ですので
その大切なお金を使わせていただくためには
その存在自体が社会や地球環境にプラスになるような
いい家をつくる必要があるわけです。


それを認めていただくために、
決められた構造の基準や断熱などの基準をクリアした家を計画して
それを図面や書類や計算にして
ドカッと一式つくって申請する必要があります。


そんなわけでここんとこ
そんな書類作成の日々なわけです。



しかしなんですね、
性能表示の等級ですとか
床倍率ですとか
CASBEEですとか
熱損失係数のQ値ですとか、
なかなか一筋縄ではいきません。


でもって
補助金ごとに
必要な性能の要件や
必要書類や
提出先が、
みんな違うもんだから困っちゃう。


補助金以外にも
確認申請ですとか、
瑕疵担保保険の書類もあって、
ここんとこすごいですよ。
コピー用紙の消費量が。


正直、
家建てる前に必要な申請、手続きって
これで全部だっけ?
なんか忘れてない?
と、いつも不安になりますよ。


頼むからもっとシンプルにしてッ。

似たような基準をバラバラにいくつも作らないでッ。

同じような書類、3つも4つも作らせないで
どっかでまとめて審査してッ。



なんて毎度毎度
仕事がたまってくるたびに繰り返される、
いつもの愚痴でした。


失礼!!

ちょっと前ですが、
日経ビジネスオンラインで
「ミッドライフ・クライシス」
という言葉がふと目に入り、
読んでみましたところ

「んんん~~まさにこれだろッ!」
と、
ワタクシ的に思い当たる節がヒットしまくりでした。


ミッドライフ・クライシスとは、
読んで字のごとく
「中年の危機」。


つまり中年と呼ばれる年齢に足を突っ込んで
ふとこれまでの人生を振り返ったとき、

「自分の人生、これでよかったんだろうか?」
「この先の人生、
 このままこの方向で行っちゃって
 後悔しないだろうか?」
「やり残したこと、やりたかったことをするには
 年齢的に今がラストチャンスだぞ」

とか思い悩んじゃって、
むなしさとか焦燥感とかを感じてしまったり、
そんな心理的危機感から
突拍子もない行動をしてしまって、
社会的にも危機に陥ってしまう、
ということでしょうか?
ワタクシの理解としましては。

まずは、やけに若作りな髪型に変えるとか、髪を染めるとか、急にジムに通って身体を鍛え始めるとか、強壮剤を飲むとか、シワ取りや整形手術をするとかして、身体的に若返ろうとするパターン。

 これと関連してよくあるのが、これまで子どもの送迎に使っていたセダンやステーションワゴンをコンヴァーティブルのスポーツカーに買い替えるとか、自転車で通勤することにして車を売ったお金でヨットを買うとかして、ライフスタイルの変化を主張するパターン。

 より本格的な人生改革としては、それまでの会社勤めを辞めて自分の店を始めるとか、高い収入や地位の専門職を捨てて教師や社会奉仕事業に転職するとか、それまで趣味でやっていた音楽や執筆を本職にしようとするとか、あるいは仕事を辞めてしばらく旅に出るとかいったケースもよくある。

 より自己破壊的な形のミッドライフ・クライシスの表出としては、アルコールや薬物への依存症といったものがある。

 圧迫感や鬱屈感の生産的な解消法が見つけられない男女がこうした道をたどる。また、中年期に入って急に性に目覚め、まるで気が狂ったかのように、相手を見つけては片っ端から性交渉をもつといった例もあるが、タイガー・ウッズの例に見られるように、これも一種の依存症である。

 そして、もっともありがちでかつはた迷惑なパターンが、浮気・不倫である。ひとまわりもふたまわりも年下の相手と浮気をするとか、出張先で知り合ったゆきずりの相手と交際を続けるとか、職場の秘書と関係をもつとかいったケースが多い。同窓会で昔の恋人や友達と再会し、焼け木杭に火がついてしまうこともある。

日経ビジネスオンライン「男と女のミッドライフ・クライシス」(吉原 真里)から引用


なかなか興味深いです・・・。



先日ワタクシ、
めでたく39歳の誕生日を迎えました。


最近の大きな変化としまして
6月くらいからけっこうまじめに走っています。

急に山登りを再開しだしたりして、
そのかわりクライミングへのモチベーションが
しぼんでしまったりして・・・。



そんな自分自身の心境の変化について、
ブログで書いたりもしてました。


お仕事につきましても
今ちょっと一段落、
これからまた新しい展開をどうしたもんか、
とか考えたり。


しっかりミッドライフ・クライシスしてます。


ま、そんなわけでワタクシも、
しっかり中年の域に達しつつ、
それでももう一度
「まだまだいけるぜオレ!」
と言う自己満足ために
あがいてみようかと
そんな所存の今日この頃、
だったり・・・。



先日、市民タイムスに
「市街化調整区域の規制
 集落地区指定で緩和」
と言う記事が載っていました。



松本市は都市計画区域に指定されています。

都市計画区域内では
住宅はおもにこのへん、工場はここらへん、
と言ったぐあいに
建物をある程度用途ごとに計画的に建てていく
「市街化区域」
と、
いま建っている建物以上は
建物を建てちゃいけません、
という
「市街化調整区域」
に分けられます。




「景観がいいからここにマイホームを建てよう」
といって、
田んぼの真ん中に次々と家が建ってしまったら
住んでいる方はいいかも知れませんが、
景観的にはあまりよろしくありません。

そこで規制が必要になってくるわけです。


ところがウチの近所なんかもそうなのですが、
けっこうな住宅地と思えるところでも、
市街化調整区域に指定されてたりするんです。

そういったところでは
基本的には今ある建物を建て替えるようなカタチでしか
家を建てられません。


いい条件の土地が売りに出されていても、
市街化調整区域のために家が建てられない、
ということが結構あるんです。


それどころかご自分の持っている土地でも
「まわり家ばっかりなのに、なんで家が建てられないの?」
なんてことも。


そこで今回、
松本市が条例でこの制限の緩和を検討しているそうです。


これによって
「住宅に囲まれた農地に第3者が家を建てたり、
 転居した農家分家の空き家を購入したり、
 といった活用が可能になる。」
そうです。


これまで
本来の市街化抑制の目的とはちょっとずれて、
まったく問題ないような土地でも
「調整区域内だからゼッタイだめ!」
だったものが、
実情にあわせて建てられるようになれば
これはよろしいんじゃないでしょうか?


もちろん、
きちんと守るべきところは
しっかりと規制した上でですが。



ホント杓子定規で
「なんでこんなことさせるのか、訳わかんない」
ってことがいろいろありますので、
ぜひともいろんな方面で
実情にあった対応をお願いしたいところです・・・。





タグ :法律・制度

プロフィール
tenchoホリエ
tenchoホリエ
堀江謙一
外断熱と自然素材にこだわった堀江工務店にて家族のための家づくりを日々探求して一級建築士兼営業兼ゲンバの片付けその他いろいろで稼働中。
こちらのブログではプライベートの山登り、岩登り、その他どーでもいいことなどをつづります。
お仕事のブログは堀江工務店のホームページへ引っ越しました。
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