土曜日、
諏訪でお客さまとの打ち合わせを終えて
そのまま日が暮れた霧ヶ峰高原へ。


ICI石井スポーツさんのイベント
「月夜の霧ヶ峰～ヒュッテみさやまで泊まるナイトツアー」
に、強引に途中参加させていただきました。




ヒュッテみさやまさんにおじゃましますと
すでに参加者のみなさんは
日中の行動を終えてくつろぎ中。


石井スポーツスタッフさんお手製の
チーズ鍋をいただきつつ、
ヒュッテみさやまのご主人さんから
霧ヶ峰についてのお話しをうかがいました。


こちらのヒュッテみさやまさんの前には
旧御射山（もとみさやま）神社があります。


諏訪大社下社の奥宮（？）だったのですが、
諏訪の神さまがやって来る前から
狩猟の神さまなどを祭っていたところだそうです。



土着の神さまが祭られてるところに
天照大神関係の神さまがやって来て
融合していっしょに祭られているそうで

最近の一神教のみなさんの国際情勢からしますと
なんとも平和的は神さまたちです。


そんな神社で
どんな経緯だったか忘れましたが
鎌倉時代には全国から
力自慢、ワザ自慢の武士のみなさんがやって来て
競技会が開かれていたそうなんです。


鎌倉幕府が主催（？）で武芸の競技会をするなんて、
さすがはもののふ幕府、体育会系です。



その観覧席の跡が
この段々の地形だそうです。



ここで武士のみなさんが、
弓を射ったり
相撲をしたりしてるのを応援してたのでしょうか？

スゲー。



昔は文献に
鎌倉時代の北条氏さんとかの重臣が
御射山神社に集まって競技会をしていた、
とかいう資料があったらしいのですが、

そんなビッグネームがこんな田舎の山奥まで来るかよ！

とか思われていたらしいのです。


ところが旧御射山遺跡を発掘して
どうやらホントだったみたいとわかって、

日本のオリンピアじゃ！

と、東京オリンピックがらみで注目されたらしいです。



日本各地に諏訪神社のある理由として
この競技会のチャンピオンさんにあやかって
武芸が上手になるようにと（？）
参加者さんたちが諏訪神社を分社してもらって
自分のところに諏訪神社をつくったという説もあるそうですよ。


う～ん、おもしろすぎるお話しじゃ。


そんなすごい所だったとはつゆ知らず、
ワタクシ、ヒュッテご主人さんのお話にいたく感動しました。



さて
そんな夕食のひとときが過ぎ、
今回のメインイベント
八島ヶ原湿原の月夜のナイトハイキングです。


が、
月はほとんど顔を見せず、
こんな写真だけ。




ホントは影がくっきり出来るほどの
青い月光の下の雪原を歩くつもりだったのですが、
チョット残念でした。


しかし、思っていたほど寒くもなく、
月がほとんど出てなくても
ヘッドランプなしで歩けるほどの明るさの中、
湿原を1周してきました。




あとはヒュッテでまったり。



2日目はこちら
霧ヶ峰スノーシューツアー